2nd.STAGE #14『ミセス・ロビンスン』

バカッッ!!チン(顎)がァァァ

「死因のトップは何か知ってるか? 蚊が媒介する伝染病が一位で サボテンに刺されて死ぬやつがその次だ おまえさんがその順位を入れかえるつもりか?」
「アヴドゥルが死んだなどと、嘘をつくなァァァァァ!!」
蟲使い、ミセス・ロビンスン。再起不能リタイア……早ッ!! しかも、一撃死。こんな早くやられたのって、三部の『サン(太陽)』(アラビア・ファッツ)以来じゃあないか? つか、波紋・霊波紋・人外の生物以外での敵術者って二部のドノヴァン以来か……?
しかし、荒木センセのサボテンのトラウマは根深いんだなぁ……


<今週の妄想補完作業>
糞尿家族ロビンスンの射撃をジョニィは「正確すぎる……」と絶句してたが、ホントにあの攻撃が手綱を狙ったのかは怪しい
多分、虫は「顔(頭部)を狙え」というアバウトな命令しか受けていないと思われる。それは、ジャイロが急に頭部を動かしたわけでもないのに、最初の一撃が耳を掠めただけだったからだ(ダメージにはなったが)。虫自体が思考して急所を狙っているなら、あそこで確実に当ててきただろう
ジョニィが手綱を切られた時、サボテン地帯から脱出するために彼らは加速していた。ギャロップ時にはどんな騎手も頭を低くする。その上ジョニィは下半身が不自由な為に、上半身を前傾させた独特の騎乗スタイルをとっている。虫は、単に頭部を狙ったのだが、たまたま手綱に当たったのではないだろうか
もちろん、ロビンスン自身の視界の利く近距離ならば、音かフェロモンか原理は不明だが、虫を精密に操ることは可能だろうが