ウルトラQ〜dark fantasy〜 第一話:踊るガラゴン

旧シリーズのガラモンの続編? その為か、今時「電子頭脳」とか「コンピューターの支配」とか素敵フレーズ連発。内容は大人気のペットロボが実は侵略者の先兵でしたって話なんだけど、侵略の危機感がサッパリない。侵略を受けてる一般人なんか、コンピューターが止まっちゃったのをコレ幸いと、昭和風の暮らしを満喫する始末。どうも文明批判をやりたいみたいだけど……。クライマックスは、粉をかけられて爆散してしまう巨大侵略ロボ。先代は破壊工作もしたって作中でも言ってるのに、何もしないままジッと真っ白になるまで粉かけられてんの。サブタイトルが「踊るガラゴン」なのに全然踊ってないじゃん。消火器ぶっかけられた上島竜平のがもっといいリアクションするよ。大体、このロボがやった事って金粉(これを電磁波と言い張るところがスゴイんだけど)ばら撒いただけだし。つか、金粉に白塗りで踊るって事は、前衛舞踏? 山海塾? ラブラブルート21? ホント、誰か科学考証ぐらいしようよ……。あ、タイトルでファンタジーってことわってるから科学無視なの? 
テレ東発の特撮番組はグランセイザーといい、何か垢抜けないなぁ……。まぁ、グランセイザーはそれが味なんだけど